ネルシーニョ監督「個人的にもチームとしても献身的にやれなかったことが響いてこのような結果になった」／J1 浦和 vs 柏【試合終了後コメント】

2021年10月22日 21時43分　
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○ネルシーニョ監督

「非常に結果を見ても分かるとおり恐ろしい結果になってしまいました。今週準備してきた形が何一つうまく機能せず、前半あのような形で立て続けに得点を許してしまったことで相手も勢いづきますし、得点の部分に限らず、浦和は前半から良い入りができていたと思うので、今日の結果、ゲームの展開は妥当だったと思います。先ほどロッカールームでも選手たちに話しましたが、結果に誰一人満足している人間はレイソルにはいないと思うんですけど、このような機会を悪く受け止めず、自分自身何ができたのか、何が足りなかったのかを自問自答する時間に当ててほしいと、前半の入りが非常に悪かったので、アラートに入れていなかった部分、個人的にもチームとしても献身的にやれなかったことが響いてこのような結果になったと思います」

−飲水タイム明けにシステムを変更してからゲームは落ち着きましたが、3点のビハインドをどのように返そうとしたのでしょうか？

「あのタイミングでうちのボランチの背後でボールを引き出されることが続いていたので、守備のところで前からハメにいこうとしたところでうちのライン間、ボランチの脇、背後を取られる時間が続いていたので、サチ（戸嶋）とシイ（椎橋）をインナーに持ってきて、ヒシャをアンカーに持ってきたことによって、相手のトップの選手にボールを引き出されることが減ったと思います。前半は特にあそこから危機的な状況を作られる回数があったと思うので、そういう狙いを持って変えました」

−前から非常に強いプレスをかけていましたが、これがネルシーニョ監督の目指すサッカーでしょうか？

「守備のところは前からアグレッシブにプレスをかけるというのは、これまでも狙いとしてやってきたスタンダードでもあります。こういう形で結果が出なかった時というのは、まずどのセクションが機能しなかったのかをしっかり振り返った上で、変えるべきところは変えて次節に準備する流れになっていくと思うんですが、今日のゲームが前半からミスが多く、ミスからやられた失点だったと思います。一つ二つのミスではなく、立て続けにあのように水が続いてしまうと相手も相当質の高い選手が揃っているチームですので、そこを突かれてやられてしまう部分があったと見ています」