「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

マテウス サヴィオ「後半はより前でプレーし、相手のスペースを突くことができた」/J1 第31節 柏 vs 仙台【試合終了後コメント】

○マテウス サヴィオ

−前半は攻撃の形を作れませんでしたが、後半はサヴィオ選手も一列前に入り、攻撃の流れも変わりました。前半から後半にかけて変わった点について。

「相手が先制したのは9分ぐらいだったと思うんですが、1失点の後、自分たちはボールをポゼッションができて、いろいろと展開しようとしました。ただ、相手は守備を固めていたので、なかなか相手ゴールを割ることができませんでした。ハーフタイムに入って、ネルシーニョ監督が我々に指示を出し、こういうところにスペースがあると教えていただき、より前線でプレーをしてそのスペースを突くことができたと思います」

 

−ケガから復帰後、今日が2試合連続スタメン。個ではがすシーンも多く、サヴィオ選手自身のコンディションも上がってきたという印象ですが?

「2回の手術をする重度の怪我をしていました。長い間離脱してしまい、調子を取り戻すのは大変だったんですが、チームのメディカルのおかげでまた復帰することができ、練習の中では頑張ってコンディションも取り戻そうとやっていますが、ゲーム本番の中でよりゲームのペース、コンディションに近づこうとしています。今与えられているチャンスで良い形に持っていこうとしています」

 

−ボランチでプレーする機会も増えていますが、そこで意識していることは?

「ここ最近の試合では監督の指示もあり、少し引いた位置で中盤をうまく展開しようとしています。できるだけ前線の選手に良いボールを供給することを意識しながら、できるだけ前線でポゼッションをしながら、より高い位置で相手のゴール近くでプレーして、シュートを打ったりすることを意識しています。ネルシーニョ監督が私にそういう役割を求めてくれて、今はそれに馴染もうとしているところです。自分なりにチームに貢献できるように頑張っていこうと思っています」

 

−今日は久しぶりに4バックで入りましたが、チームの前半の守備に関して。

「確かに4バックでプレーをして、なかなか相手を上回ることができなったんですけど、相手も今は難しい状況の中で戦っているので、より守備重視のサッカーをしていて、よりスペースを与えてもらうことはなかったです。4バックにすることによって、より前線に人数をかける形にして、人数によってスペースを見つけたり、ゴールに近づけるような形にできていたんじゃないかと思います」

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ