瀬川祐輔「シュートは瞬間的にニアを狙ったんですけど、うまく逆を取れてよかった」／J1 第26節 徳島 vs 柏【試合終了後コメント】

2021年08月25日 22時31分　
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○瀬川祐輔

−得点はGKのキックミスを拾ったものでしたが、ペナルティエリアの外だったので、細谷選手、クリスティアーノ選手にパスを出すという選択肢もあったのでしょうか？

「クリスの声は聞こえていたので、クリスに出そうかと思ったんですけど、気付いたら打っていました」

−反射的にシュートを選択したという感じ？

「そうですね。俺に寄せてくるディフェンスがどうやって切ってくるのかなというのと、多分GKは焦ってファーを切ってくると思ったので、瞬間的にニアを狙ったんですけどうまく逆を取れてよかったです」

−守備に関しては、前節の鳥栖戦の反省や教訓が活きましたか？

「戦術的には鳥栖戦の教訓というよりは、鳥栖戦はあれが戦術だったというか、個人的には教訓として持っていましたけど、今日は試合前からCBに対して僕と（細谷）真大の二人でプレッシャーをかけるというのが決まっていましたし、二人ともスピードがあるタイプなので、そこはやらなければいけなかったのでやりました」

−後ろの選手はスライドが大変だったと思いますが、戸嶋選手、三丸選手とは、あらかじめ瀬川選手が追い込んだところを奪いにいくという狙いだった？

「でも僕が追い込む回数もどんどん少なくなっていましたし、それはボランチやCBの選手の距離感によって出られなくなるので、でも僕たちが5−3−2で守っている外側でパス回しされている分にはあまり怖くなかったですし、それがスタンダードというか、あまりストレスを感じないように、とにかく僕たちはボランチがボールに触らないように守備をしていました」

−いくつか良い奪い方からカウンターに出ていく決定機もありました。結果的には1−0でしたが、あとは決めきるところが課題？

「そうですね。複数得点できないと、僕もあと2点取れましたし、真大もそうでしたし、後ろが頑張ってくれる分、前の選手が決めるところを決めないと上には上がっていけないので、そこは課題として持って取り組みたいです」

−今日は細谷選手がスタメンで、ペドロ ハウル選手がが欠場して、攻守両面でこれまでと違いがあったと思いますが？

「タイプが全然違うので、僕と真大が出るときは少なからずメッセージ性はありますし、そこはしっかり取り組んでやろうというのは話していました。ペドロと違う攻撃のやり方は今日は少しでも見せられたと思います」

−具体的には？

「ペドロ は真ん中でどっしり構えるタイプですけど、僕と真大は細かく動いて、つながって、裏に動いてというのができるタイプなので、ペドロは一人でターンもできますし、僕たちはサイズ的にもできない場合があるので、そこをワンタッチ、ツータッチでというのは考えてやっていました」

−そこの連携面の手応えや改善点は？

「パスの質の部分とチャンスを逃さない、動きの質と、しっかり準備をして試合に臨んでいるので、それを選手が共有して、あとは質の問題なのでそこを改善することを続けていけたらいいと思います」

−瀬川選手はチームで準備してきたものを発揮することも大事だが、個人戦術も大事だと話していました。今日の試合でその手応えは？

「準備してきたこと以外の部分で、この前はプレッシャーの部分を言いましたけど、今回は攻撃の部分で入ってきたボールに対して、縦パスを落として3人目ということは準備していたんですけど、それ以外の部分で背後を狙うことであったり、相手を見てプレッシャーを剥がすという部分は何度かあったので、そういうのができる能力のある選手がレイソルにはいるので、それを実行できるメンタルと自信を経験していけば、成功体験がもっと増えればどんどん良くなると思います。今日は少なからずそういうシーンはありましたし、守備ももちろん行くときは自分のマークを捨ててでも行く選手がたくさんいたので、よかったと思います」