劇的な逆転で9試合ぶりの勝利を飾る。重要なのは、これを継続していくこと/J1 第20節 湘南 vs 柏【レビュー】
2021明治安田生命J1リーグ 第20節
湘南 2−4 柏
レモンガススタジアム平塚 19:03KO
得点者:18分 町野修斗(湘南)、50分 ペドロ ハウル(柏)、78分 ウェリントン(湘南)、90+3分 大南拓磨(柏)、90+9分 クリスティアーノ(柏)、90+12分 ペドロハウル(柏)
●スタメン
GK佐々木雅士、DF川口尚紀、大南拓磨、山下達也、古賀太陽、三丸拡、MF戸嶋祥郎、ヒシャルジソン、ドッジ、FWペドロ ハウル、瀬川祐輔
前節からスタメン5人を入れ替えて臨んだこの試合。そこには復帰したばかりの戸嶋祥郎をはじめ、5月のYBCルヴァンカップ浦和戦で肩を負傷したペドロ ハウルの名前もあった。
9分のポスト直撃のシュートをはじめ、前半の飲水タイムまでは湘南ペースで試合が進み、序盤から多くの決定機を作られた。18分にはフリーで持ち上がったオリベイラにサイドへ展開され、畑大雅のパスから町野修斗に決められて湘南に先制を許した。
瀬川祐輔が前線で守備のスイッチを入れ、連動して人を掴みにいく意識は垣間見られた。必ずしもそれが全体的に機能していたとは言えなかったが、後半は「ミラーゲームでマンツーマンっぽい形になっていたので、人に行きやすい状態だった。ヤマさん(山下達也)から積極的に前に行けという声もあったので、人に行くことができた」(大南拓磨)と、後半はより人を捕まえにいく形が明確になった。
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