「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

呉屋大翔「フィニッシュのところでどういう形でボールを受けるのか意識しながらやりたい」【2021キャンプレポート11日目】

©KASHIWA REYSOL

2月13日に今年初の対外試合を宮崎相手に行い、0−0という結果に終わった。

まず、この0−0という結果については想定内だろう。

時にはキャンプ最初の試合で大勝することもあるが、この時期はまだチームを構築している段階であり、しかもキャンプも終盤に差し掛かり選手もフィジカル的にきつい状況での試合となる。加えて対戦相手の方が先に始動し、すにでキャンプを通じて何試合か実戦を重ねていたりすると、コンディショニングや試合勘の差は顕著に表れるというもの。

呉屋が「まだ10日なので、多少難しさも感じました」と話す通り、選手の頭と身体のフィット具合や、チーム全体の連携面を含めて、課題が山積するのは当然であり、むしろ開幕戦までブラッシュアップさせるために、ここで課題を炙り出すという狙いがある。

(残り 1868文字/全文: 2288文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ