活動再開から3日での公式戦は想像以上に難しい試合となったが、終盤の猛攻は次節以降につながるはず/J1 第28節 柏 vs 鳥栖【レビュー】
明治安田生命J1リーグ第28節
柏 1−2 鳥栖
三協フロンテア柏スタジアム 15:03KO
得点者:53分 林大地(鳥栖)、66分 本田風智(鳥栖)、87分 オルンガ(柏)
●スタメン
GKキム スンギュ、DF北爪健吾、大南拓磨、山下達也、古賀太陽、 MF大谷秀和、三原雅俊、クリスティアーノ、仲間隼斗、FW江坂任、オルンガ
想定はしていたが、やはり選手たちのコンディション不良と試合勘の欠如は明らかだった。
つい数日前まで隔離病棟で入院していた者もいる。そうでなくても、ほとんどの選手が2週間の自宅待機を余儀なくされ、感染拡大を防ぐため外を走ることさえできなかった。
18日から再開したトレーニングも、いきなり通常の強度ではできなかったことだろう。
試合開始直後から、なんでもないパスの交換でイージーなミスが頻発し、鳥栖のボールホルダーへの反応は遅れ、相手のドリブルのスピードについていけずに置き去りにされる。
ビルドアップは鳥栖の前線からプレスにハマり、入り口を見出そうと大谷秀和が落ちて鳥栖の2トップのプレスを剥がそうと試みるも、柏の攻撃陣が背後狙いに偏ることで前と後ろがセパレートしてしまう。
(残り 1369文字/全文: 1880文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ