「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

ネルシーニョ監督「敗れはしたが、選手たちからは終始戦う姿勢が見られた」/J1 第13節 柏 vs 鹿島【試合終了後コメント】-無料記事-

○ネルシーニョ監督

「今日のゲームは普通ではないゲーム展開だったと思います。前半で我々のメンバー、二人がケガ、一人が退場と、そういう流れを受けて我々としては非常に難しい時間が続きました。ただ、一人足りない状況の中でも4−4−1のフォーメーションでピッチに選手を送り込んで、オルンガを前線に残しながらカウンターを狙おうというプランで後半はゲームに入ったんですけど、やはり45分間、一人少ない状況で戦うとなると体力的な部分で選手たちは相当キツかったと思いますし、最後の最後でああいう形で逆転を許し、結果としては負けてしまいましたが、ただ負けた結果だけを見ると我々が勝点を取りこぼしたというふうに見られるかもしれませんが、今日のゲームでの選手たちからは終始戦う姿勢が見られましたし、チームとして戦うところを彼らがしっかりやってくれたことに関しては、彼らのことを評価していますし、私としては今後につながるゲームだったと思っています」

 

−現時点でわかる範囲で構いませんので、高橋祐治選手とサヴィオ選手のケガの状況はいかがでしょうか?

「今、現時点では何も言えません。というよりも、どういうケガで、どういう状況にあるのかは、今現在メディカルで対応している状況です。申し訳ないですけど、今ここでお伝えできる情報が少ないです。ただ、今日のゲームの展開の中で、サヴィオと高橋祐治の二人をケガで起用できなくなってしまったことは、言うまでもなく我々にとっては痛手でした」

 

−監督も次につながるゲームだとおっしゃいましたが、予想外のことが続いた中、選手たちの戦いをどう評価して、ロッカールームで選手たちにどのような言葉をかけましたか?

「結果こそ我々が求めている結果ではなかったですが、この敗戦からチームが勝ち得たものというのは非常に大きいものがあったと思います。負けこそしましたが、次につながる重要な一戦だったと思っています。選手たちは一人ひとり与えられた役割を最後まで献身的に戦ってくれたと思いますし、ゲームの後に選手たちに伝えたのは、負傷した選手の分も精一杯戦ってくれた、結果こそ出なかったが、我々としては大きな意味のある一戦だったということで、選手には最後まで戦ってくれた、最後まで走ってくれたことについては感謝の気持ちを伝えました」

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