「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

アディショナルタイムの劇的な幕切れ。柏が神戸との撃ち合いを制す/J1 第11節 神戸 vs 柏【レビュー】

明治安田生命J1リーグ第11節

神戸 2−3 柏

ノエビアスタジアム神戸 19:03KO

得点者:45分 郷家友太(神戸)、46分 仲間隼斗(柏)、77分 オルンガ(柏)、89分 ドウグラス(神戸)、90+4分 三原雅俊(柏)

●スタメン

GK中村航輔、DF高橋峻希、古賀太陽、三丸拡、MFヒシャルジソン、大谷秀和、仲間隼斗、瀬川祐輔、FW江坂任、オルンガ

前節から中2日の神戸に対し、柏は中3日。わずか1日の違いだが、選手たちに言わせれば中2日と中3日とでは、体力の回復において雲泥の差があるという。したがって疲労やコンディションでは柏が若干有利と思いきや、柏の選手たちは攻守に精彩を欠き、低調なパフォーマンスに終始した前半となった。

前半終了間際、敵陣でのスローインからあっさりと背後を取られ、カウンターから失点を許してしまう。

ただ、この試合において大きかったポイントの一つは、マテウス サヴィオの復帰である。

「サヴィオは相手に対して仕掛けられる。ゲームの状況の中でテンポを変えられるアクセントをつけられる選手が必要だったことと、(江坂)任はよりボールを引っ掛けてから攻撃に出ていく際に、出ていけるようなポジションでプレーをさせたいという狙いがあった」(ネルシーニョ監督)

サヴィオ投入の効果は、後半開始直後に早くも結果となって表れた。

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