「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

3試合連続のスコアレスドロー。果たしてチームの現状は危機的状況なのか【コラム】

3試合連続のスコアレスドロー。クラブワースト2位の357分間無得点で足踏みが続く。チャンスがあるにもかかわらず、そこで決めきれていないという課題は改善する必要はあるが、どうしても結果が出ないときというのは、得てしてチームの方向性がぶれ、戦い方に迷いが生じるケースがある。

そこで迷いが生じれば、チームはますます泥沼にハマり、それこそ“負のスパイラル”へと巻き込まれてしまう。

「もしこれでチームが全く機能していないのであれば非常に心配になったんですが、ただここ3試合はチャンスを作り、ゴール前までボールを運ぶ機会は何度もあるという中で得点を決めきれなかったという展開が続いています。今週は活動を再開するにあたり、もう一度選手たちにはトレーニングの中で最後のフィニッシュにこだわって、諦めずにやっていこうという話をしました。なのでトレーニングのサイクルは今までどおり、映像を見せて、ミーティングで話をして、それを選手たちが実践して修正していく。あくまで点を取ることにこだわらせたいと思っています」(ネルシーニョ監督)

(残り 1815文字/全文: 2270文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ