「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

日本代表のベスト16を称える大谷秀和「ベルギー戦のようなすごい試合を繰り返していくことで、世界の強豪に近づいていくのかな」【レポート】

2点を先行しながら、試合終了間際の逆転負けでベスト16で敗退した日本代表。グループリーグの勝ち上がり方など様々な意見が飛び交う中、大谷秀和は今回のワールドカップをどう見ていたのか。

■日本代表のベスト16という結果について。

「大会直前に監督が代わって、あの短い期間で、やり方も変わる中で、大会前はグループリーグ敗退という大方の予想を覆してベスト16という結果を残したのは素晴らしかったと思う。ポーランド戦ではリアリストに徹したというか、現実的な戦いを選択したけど、ポーランド戦でああいう選択ができたのは前の2試合があったからで、コロンビア戦、セネガル戦で勝点4をつかんでいたことの方が評価されるべきだと思う。もちろんいろいろな意見があるのがサッカーだから、セネガルとコロンビアとの試合結果に関係なく、点を奪いにいくべきだったんじゃないのかとか、そういう意見が出るのは良いことだと思う。日本サッカーが今後さらに発展していくためには、そういういろいろな意見をぶつけ合って、議論するのは必要だと思うし、強い国はこれまでそういう歴史を繰り返してきているから。あの場面はこうすべきだったんじゃないか、いや、こうすべきだった…という話が出てくるのは俺はポジティブなことだと思うし、それはどっちの意見が良い悪いではない」

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