「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

同じことの繰り返し。様々な部分に問題を抱えている/J1 第11節 清水 vs 柏【レビュー】

明治安田生命J1リーグ第11節

清水 2−1 柏

得点者:38分 鄭大世(清水)、40分 クリスティアーノ(柏)、41分 北川航也(清水)

●スタメン

GK中村航輔、DF小池龍太、パク ジョンス、中山雄太、亀川諒史、MF大谷秀和、キム ボギョン、中川寛斗、FW伊東純也、江坂任、クリスティアーノ

 

アグレッシブに戦い、3試合ぶりに勝利を掴み取った前節の浦和戦のパフォーマンスを継続できるか、それがこの清水戦のキーポイントだった。

立ち上がりに北川航也にシュートを打たれた以降は、柏が主導権を掌握しする。浦和戦同様前からの守備で相手に蹴らせ、セカンドボールを回収して2次攻撃へ出ていく展開は狙いどおりだった。17分には中山雄太の縦パスが入り、クリスティアーノ、江坂任、中川寛斗の連携で崩しかけた場面もあり、23分にも柏の右サイドアタックから、DFのクリアボールをキムボギョンがダイレクトボレーで狙うなど、得点の気配を感じさせる前半だった。

しかし、こうした優勢時に得点を奪えず、セットプレーから鄭大世にあっさり決められ、清水に先制をされてしまう。

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