「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

MF7 大谷秀和「プロ15年目で得点数はキャリアハイ。ピッチの内外で稀有なキャプテンシーを改めて感じさせた」【2017シーズン選手レビュー】

MF7 大谷秀和

-2017年シーズン成績-

リーグ戦32試合出場 5得点

天皇杯 3試合出場

ちばぎんカップ出場

 

「同じポジションで、第一線でプレーしている自分よりも年上の選手たちを見てやっていく」

2016年のシーズン終わりのインタビューでも2017年のシーズン中に話を聞いても、大谷はことあるごとにこの言葉を発していた。

33歳になり、自分と年齢の近い選手が相次いで引退していく一方で、中村憲剛、小笠原満男、阿部勇樹のように年上でもハイパフォーマンスを発揮している選手がいる。そんな彼らの姿を意識し、今まで以上に自分に対して厳しさを持って1日1日を大切に過ごしていく。チーム側から「ベテランだから」と全体練習の強度を考慮されても、それに甘えることなく自分なりに工夫を施しながら、トレーニングジムに残っては自ら課したメニューを入念にこなしていた。

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