「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【コラム】 細貝萌がもたらすチームへの好影響、そして37番の意味 -1750文字- (2017/03/25)

「質の高い選手が入るというのはチームにとってはプラスのこと。みんなで競争しながら高めあっていければいいので、良い影響を与えてくれると思う。みんながハジ(細貝萌)の加入を歓迎しています」(大谷秀和)

リーグ戦3連敗による危機感は間違いなくチームの誰もが感じている。しかし勝てていない重苦しい雰囲気や悲壮感はなく、危機感を抱く中にも前向きな空気が漂う。大谷が言うように、細貝の移籍は早くもチームに好影響を与えているのかもしれない。

その細貝は、昨日に引き続きランニングなどの軽めのメニューをこなし、練習試合の出場は回避した。本人の話では「チームは明日、明後日とオフですけど、僕は個別で練習をやって、火曜日から全体に合流します」とのこと。移籍直前もシュトゥットガルトでずっと練習はしていたため、コンディションに関しては問題ない。こちらが「では、次節の広島戦は?」と問いかけると、頼もしい答えが返ってきた。

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