「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【無料記事】【キャンプレポート】 指宿キャンプ12日目 フォトレポート+練習終了後の茨田陽生選手のコメント -906文字- (2016/02/03)

秋野央樹は本職のボランチに加え、今年はトップ下や中盤左サイドにも挑戦。ミドルシュートを積極的に放つなど、攻撃意欲が格段に上がっている

今日もメンデス監督は入念にサイドアタックのトレーニング行う。サイドへの展開の仕方、ゴール前に入っていく人数は特に強調

SBにコンバートの伊東純也は、サイドでそのスピードを生かす

中山雄太と輪湖直樹が、太田徹郎に動き方を説明中

GKは中村航輔がファーストチョイスというのが大方の見方であるが、桐畑和繁の状態・パフォーマンスは非常に良い。松本拓也GKコーチも高い評価

10対10の戦術トレーニングの中にも、移動距離、スピード面に高負荷をかけてフィジカル的な要素も加える。内容は非常にハードだ

戦術トレーニングでは、少しでも気になる箇所があればメンデス監督がすぐさま笛を吹いて止め、自ら実技指導をする。これはDFのマーキングに関するレクチャー

大谷秀和はボランチの一番手にして、今年もチームの大黒柱を担う

中谷進之介は好調。対人への激しいプレーも頻繁に見せており、背番号4を背負う自覚からか後方からチームを鼓舞する声も多い

練習終了後の選手コメント

○茨田陽生

「前の選手はゴール前に入っていくところを求められています。クロスを入れるタイミングも去年より早くなっているし、そこは意識してやっていますし、僕はトップ下なのでサイドへ展開して陣形が広がったら崩しに参加するよりもペナに中に入っていく。全体の走行距離は大事になってくるので、もともと自分はその数値に関してどうこうということはやってきていなかったですが、今年はそこを考えながら自分のプレーを向上させていこうと思います。よく“無駄走り”ということを言われますけど、そういう動きは前の選手は大事になってくるとこの前の練習試合では感じました。いつもは出し手側だったけど、受け手側に回ってみると、無駄に走った方が選択肢が増えるんだなと思いました。(5日の)浦和との練習試合が楽しみですね。開幕戦で当たりますけど、そこはあまり考えずに、今の自分たちがどこまでできるか、どういうふうにできるのかと、そこは試しの段階なので、とりあえずトライしていきたいと思います」

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