「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【2015シーズンレビュー】 第6回 「2015年は、柏にとってどのような意味を持つシーズンだったのか?」 -3548文字- (2016/01/06)

2015年を振り返るシーズンレビュー。最終回となる6回目は、リーグ戦ラスト3試合と天皇杯準決勝まで。

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大津祐樹は清水戦で移籍後初ゴールを決め、復調の兆しを見せた

ステージ優勝の可能性が潰えたチームにとって、2016年もアジアの舞台で戦う権利を得るためには天皇杯で優勝するしか道は残されていなかった。

ACLでの決勝トーナメント進出が考慮され、天皇杯ではシード権を得た。したがって、従来は9月に下部ディビジョンのクラブとの対戦からスタートする天皇杯は、11月15日の4回戦甲府戦が初戦となっていた。

天皇杯へ照準を切り替えたとはいっても、残されたリーグ戦を惰性で戦うことはない。リーグ戦で好パフォーマンスを発揮し、良い流れを持って天皇杯に臨みたいという雰囲気が出来上がっていた。

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