「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【2015シーズンレビュー】 第5回「ヤマザキナビスコカップとACLの敗退……そしてステージ優勝の可能性も潰える」 -2410文字- (2015/12/31)

12月下旬の天皇杯準々決勝へ向かう前に、リーグ戦全日程を終えた2015年シーズンを振り返っていく。第5回はリーグ戦で急失速し、事実上ステージ優勝の可能性が潰えた第14節まで。

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ACL準々決勝第2戦、広州恒大とのアウェイ戦の前日会見で意気込みを語る大谷秀和

セカンドステージ第8節終了時点で首位・鹿島との勝ち点差はわずかに1。最終的に優勝する広島とは同勝ち点の3位だった。

しかし9月は柏にとって失望の多い月となった。

まずは2年ぶりの優勝を狙うヤマザキナビスコカップでは、準々決勝第1戦でスタメンの総入れ替えを行い、若手やそれまで出場機会の限られていた選手たちで臨んだが、ホームで0-2という痛い敗戦を喫した。フルメンバーを組んだ第2戦では3-1と勝ち上がれるスコアに持ち込んだにもかかわらず、FKからの失点で3-2とされてしまい、1勝1敗のトータルスコア3-4で3年連続ベスト4はならなかった。

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