「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【天皇杯4回戦 柏 vs 甲府 監督会見】 吉田達磨監督の試合終了後コメント -2516文字- (2015/11/15)

○吉田達磨監督(柏)

「天皇杯という大会はとてもエモーショナルな部分が大きな要素を占める大会で、進むにつれてこのチームでとか、誰かのためにとかという思いが出てくるものです。選手にはミーティングでそういう話をしました。ただ、このラウンド16を抜けなければそれは現実的ではなく、現実的にするためにも、今日の試合はなんとしても勝ち抜こうと。中2日で3連戦、元日までありますけど、そこは一気に駆け抜けるものであり、今日この試合はより戦術的に、より賢く、120分で勝つんだというゆとり、余裕を持って入らなければいけない。そういった中で得点もそうです、甲府に対してこういうふうにやろうということが非常によく表現できて、シュートを撃て、ボールを入れろとか、そういう声があったとしても選手たちが中でジャッジをして、相手の何を奪っていくかというところ、カウンターのパワーとスピードを奪わなければいけない。そのパワーとスピードを奪うために時間を有効に使わなくてはいけないという、そのことをよく実践してくれたと思います。

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