「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 ACL 柏 vs 全北現代 「難敵・全北を下し、首位通過でラウンド16へ」 -2155文字- (2015/04/23)

ACL グループリーグ第5戦

柏 3-2 全北現代

得点:9分 エドゥアルド(柏)、20分 武富孝介(柏)、39分 武富孝介(柏)、67分 イ ドングッ(全)、81分 イ ドングッ(全)

●スタメン

20150421211726

 

試合後、吉田達磨監督は会見の場でこう語っていた。

「全北はかなり強いと我々の共通の認識でした。その強い相手にどこで優位に立っていくか。穴という穴がなかなか見つからない。じゃあどこで勝てるんだというところで、中盤で勝負というのはおそらく選手もそう思っていたでしょうし、我々コーチングスタッフもそのように感じていました」

その穴のない相手に対し、中盤のパスワークで真っ向勝負を挑み、自分たちの能動的なプレーによって穴を作っていく。前半、あの全北がボールの取りどころを見出せず、選手間で「誰がどこを見るんだ!」(というゼスチャーをしていた)と困惑していた姿実に印象的だった。

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