【無料記事】【試合前コメント】 ACLプレーオフ チョンブリ戦 「コンビネーションで崩せると思う」(工藤) -875文字- (2015/02/16)
ACLプレーオフ チョンブリ戦試合前コメント
○9 FW 工藤壮人
「チョンブリはそんなにチームとしてまとまっている印象ではなかったですけど、サイドや前に1人で打開できる選手がいたり、少しアバウトにアーリークロスを入れてきたり、やってみないと分からない部分があるので、映像を見たり、話で聞いたように、こういう攻撃パターンがあるという情報を頭に入れておけば、試合の中で生きてくると思います。そのへんの対策、確認はできています」
―チョンブリの守備についての印象は?
「基本的にラインで守るというよりはDFも個々で勝負するという印象です。僕が対面する選手は結構技術を持っていて、左利きでロングボールを入れてくると思うので、守備の時にはその出所を消す。攻撃の時には、相手のディフェンスラインがバラバラになるので、組織としてできれば問題ないと思います。レアンドロも僕もタケ(武富)も駆け引きが得意なので、コンビネーションで崩せると感じていますし、早い時間で仕留められれば、完全にこっちのペースに持ってくることができると思います」
―相手の左サイドの選手が結構上がってくるので、その裏のスペースを突きやすい?
「出来る限りこっちが押し込める状況を作りたい。そういう選手たちが出ていくのが恐いと思うぐらい、こっちがボールを持って仕掛けていけば、相手の恐さはカウンターだけになります。そのカウンターをしっかりケアしていければ、自分たちは問題なく次のラウンドに進めると思います」
―相手に引かれても問題ない?
「ベタ引きされても問題ないですね。そういうことを考えてトレーニングをしてきましたし、自分たちがボールを持つ以上、これからも相手が引いてくる試合は出てきます。その引いた相手をどう崩すのか。逆にこういう相手を自分たちがどう崩せるか、どう仕留められるか、そこが問われる試合ですね。一発勝負の緊張感はありますけど、今までのトーナメントでもそういう状況を潜ってきて、結果も残してきているので、そういう経験をこういうところで生かして良いプレーを見せたい」