「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【無料記事】 「ここ2試合は1人1人の気持ちが感じられる。そこは継続しなければいけない」(栗澤)[ベガルタ仙台戦前日コメント] (893文字)(2014/10/25)

J1第30節ベガルタ仙台戦 前日コメント

 

○28 MF 栗澤僚一

「強いチームに勝ってきたので、それも耐えて耐えて我慢強く戦えたのは、次の良い形で臨めると思います。仙台はしっかり守るチームで、選手1人1人の距離感が狭いし、そこを通すのはなかなか難しいと思うんですけど、空いたところで中のボールを狙っていかないとなかなか崩せないと思う。外ばかりだと。その空いたところを見逃さないでやるのが攻撃では大事だと思います」

 

―柏のここ2試合の粘り強い戦い方を見ると、お互いの特長を考えて展開としては手堅い試合になると思いますが、そうなると攻撃で何か特別なことをするか、もしくはミスが致命的になるか。

「もちろんミスをすれば失点するのはここ何試合かで分かっていますし、大前提としてミスは少なくする。ここ何試合かで勝つための上ではどのチームにも必要のなので、そこは意識しないといけないです。やっぱりアウェイで失点した時に、鹿島戦みたいにすぐに同点にできればいいけど、それがズルズル行って0-2にされたりすると厳しい試合になりますし、そういったところで失点をしない。仮に失点しても慌てず、0-1のままならなんとかなるんで、簡単に切れないことですね。この2試合は最後のところで体を張って防ぐとか、1人1人の気持ちも感じられているので、そこは継続しなければいけない部分ですね。

相手を考えたら、今後は残留争いをしているチームが多くなるから、今季はそういう相手に対して取りこぼしが多いので、そういったところの1つとして気の緩みはあるし、強いチームとやると自然と引き締まるというのがある。そうじゃなくて自分たちが気を引き締める意味でも、仙台みたいな相手でも、今後の5試合を含めて、これからは気持ちの部分も大事になってくると思います」

 

―連勝して3位の川崎との差は6。ACL圏内に向けて難しい数字だけど逆転不可能な数字ではなくなりました。

「みんな5試合勝てばという気持ちでいますし、ACLという目標がこの時点でもあるので、そこのモチベーションは落ちていません。だから強い気持ちで臨めると思います」

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