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5月25日トレーニング取材 松原良香監督コメント【いわてグルージャ盛岡】

―みんなで盛り上げて、しっかり要求しあって、非常にいい雰囲気でのトレーニングでした。こちらまで元気をもらえるような。選手の取り組み方や雰囲気はどのように感じていますか?

敗戦でいろいろ学びましたけど、今回は天皇杯と(第10節)八戸戦で勝利から学びを得て、それが成長しているところでもあると思うんですね。選手にプロ意識を植え付けるという中で、僕らの目標がどこにあるのかを選手たちは理解して取り組んでくれています。当初から選手にも伝えている通り、今季は勝点80を取ることが目標。そのために残りの試合で20勝を目指します。特にいまリーグでは10試合を終えて、次の10試合に臨むというタイミングですが、勝って昇格争いを演じるのか、もしくは離れていくのか。それがここからの10節にかかっていて、それを選手にパワーポイントなども使ってしっかりと伝えています。負けないために失点をしない。失点しないためにはしっかりボールを持てなければいけない。守備のオーガナイズを素早く整えなければいけない。インテンシティーを高く保たなければいけない。いくらトレーニングをしても、選手たちの意識が変わらなければ習得できないので、「プロ意識、プロチームとはこういうものだよ」ということをプラスアルファで伝えながらトレーニングしています。選手たちもそれを理解しながらいい雰囲気で取り組んでくれています。

 

―自然と声がいたるところから出てくるというのは、チーム状態が健康な証なのかなとも感じます。

やるのは選手たちです。主体性とよくいわれますけど、それが出てきました。最初もいまも優勝したいと思ってやっていますが、そのためには総合力が必要。それは僕ら現場、選手だけではなくて、マネージャーもそう、広報もそう、サポーターやファン、そういったものすべてが必要です。

 

―次の10試合は上位陣との連戦がありますが、ここが一つの山場になりますか?

そうですね。リーグで3連敗してから公式戦で3連勝。すごく状態がよくて、相手のレベルはあるかもしれないけど無失点で抑えている。宮崎をしっかりと倒して、さらに今治、富山、松本山雅、カマタマーレ讃岐と勝っていければ間違いなく上位にいけると思っています。本当に勝負の10試合です。

 

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