シリーズ連載 “2023シーズンはこうなる” #5 戦力分析 DF編 【いわてグルージャ盛岡】

戦術的な根幹になる可能性も高い李栄直
前回のGK編に続き、今回はDFにフォーカスを当て、戦力を分析。昨季から一新しそうな序列、起用法をCB、右SB、左SBに分けて分析する。
※総合評価はA~Eの5段階。
CB
総合評価 B
田代真一(34)☆
李栄直(32)☆
甲斐健太郎(28)
深川大輔(23)
斉藤諒(23)
※カッコ内は年齢、☆は新加入選手
1アンカー型の【4-3-3】がベースと予想される今季のいわてグルージャ盛岡では、CBの2枠を5人で争う。強靭な守備力はもとより、リスクマネジメント能力、コーチング能力、特にビルドアップ能力は欠かすことができず、マルチな能力を高水準で兼備する選手がスタメンに名を連ねることになるだろう。
昨季まで3年間、名実ともにチームの屋台骨を背負った牟田雄祐(→琉球)、ケガの影響で出場試合は限られたが出ればスーパーな対人能力を見せた戸根一誓(→鹿児島)はチームを去り、対人守備の強度、高さや強さといった面ではやや水準を下げたのは事実だが、それを踏まえたうえで総合評価はBとした。理由は新加入の田代真一、李栄直の存在が非常に大きい。松原良香監督が求めるサッカーは当連載で触れてきたが、そのCB像に非常にマッチするのがこの経験豊富な両者。新たな戦術の中で輝きを見せることは確実だ。
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