「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

鹿島らしい戦いぶり復活の要因/【コラム】

近年、見えにくくなっていた“鹿島らしさ”に頭を悩ませていたのが嘘のようだ。

この4連勝はそれぞれに勝ち方は違えど、どれもこれも鹿島らしい戦いぶり。東京Vには4得点とたたみかける快勝、新潟やFC東京にはセットプレーを活用して競り勝ち、柏には正面からぶつかり合って力でねじ伏せた。いつの間にか鹿島は鹿島らしい姿を取り戻しつつある。

 

オフ明けの水曜日、チームは再びゴール前の崩しに取り組んだ。

攻撃陣に与えられたのはペナルティエリアの長方形に加え、縦15m・横10mほどの縦長のエリアのみ。縦長のエリアの4対3からペナ内に侵入し、ゴールを目指すトレーニングだった。

今日の練習とかでもわかると思いますけど、そういう攻撃の部分をもっともっと質を高くやっていこうというトレーニングをしてるので、そこがもっと積み上がってくれば、もっと面白くなると思う

練習後、取材に応じた鈴木優磨は少しずつ良くなっている手応えを感じていた。

 

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