「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

剥がすのに長けたチームに対し自分たち主導で戦えるか?/【プレビュー】ルヴァンカップGS第2節新潟対鹿島

今季、J1に昇格し好調を維持している新潟との対戦だ。ルヴァンカップは引き分けスタートを切っており、新潟は福岡に敗れている。来月は1ヶ月で7試合とかなりの過密日程が待っており、少しでも有利な状況を迎えるためにも、ここは勝点3を奪っておきたい。チームとしても横浜FCに快勝したあと、柏・福岡・横浜FMといい試合を演じながら勝ち切れない状況が続いている。内容に結果が伴えばチームの勢いも加速していくだけに、結果を出したいタイミングで迎えるゲームだ。

ただ、新潟は手強い。GKを使ったビルドアップおよび、相手を引き出してスペースをつくった上で、前線の選手たちが前を向いて仕掛けていく速さは明確なデザインを感じさせる。

「キーパーを使った後ろでの保持ですね。中盤でどうこうというよりも、後ろに食いつかせて、スペースを作っていくという戦いだと思いますから、そこに対して自分たちが踏み込みにいくのか、少しやらせるのかというところは試合のなかで判断していくことになると思いますね」

岩政大樹監督も、相手の狙いを承知しつつ、どこまでプレスを追い、どこで止めるのかがポイントになると上げていた。

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