後半の無策。敗退の責任は監督にあり/【レビュー】YBCルヴァンカップPO第2戦 鹿島アントラーズ対アビスパ福岡
試合開始早々、鈴木優磨が負傷後退する波乱の幕開けは、得点力不足のチームに暗雲をもたらすかと思われた。
しかし、復帰したばかりのエヴェラウドがゴール前での決定力を発揮して先制点を上げると、すぐさま仲間隼斗も鹿島加入後初得点となるゴールで追加点を奪う。前半で放ったシュートは6本と決して多くはなかったが、攻撃の形をつくり出せていたことから、この1週間で攻撃面をかなり整理できたと感じさせた。
そのまま45分を2点リードで終えていたらどうなっていただろうか。勝てたかどうかはわからないが心理面では全く違ったはずだが、そうはならなかった。エアポケットに入ったようなあっさりと崩される失点で前半終了間際に1点を返させれると、後半はシュート2本に抑えられてしまう。合計スコアでは2−2の同点だったが、アウェイゴール数の差で福岡がベスト8進出を決めた。鹿島は早々に1つのタイトルを失うこととなった。
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