「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

存在感を増すアルトゥール・カイキ/【練習レポート】

レネ・ヴァイラーの練習メニューは徹底している。さまざまなバリエーションを設けているが、共通しているのは2つのポイントだ。声を出し自分の意図を味方に伝え続けることと、局面で適切なポジションを取り続けて瞬間的な数的優位を連続させていくこと。おそらく、この2つに集約されている。

26日の練習では、8角形に立った選手たちが声を出してポジションを入れ替えながらパスを繋いでいく練習と、5対2もしくは5対3の鳥かごが行われた(その後、9対9のミニゲーム)。

鳥かごでは必ず攻撃側の一人が中央に入り、外側の選手とポジションを入れ替えることも奨励されていた。ボールを動かしながら、つねにいいポジションを取り続けることは難しい。それでも前よりボールは繋がるようになっており、次第に選手はやるべきことを理解し始めている。

 

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