「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

選手から伝わってくる“ 新しいアントラーズをつくろう”という意識/【練習レポート】@宮崎キャンプ最終日

1月24日から始まった宮崎キャンプが無事に終了した。選手一人に新型コロナウイルスの陽性反応が出たときはヒヤリとしたが、チーム内に蔓延することなく、その選手もすでにトレーニングに合流することができた。大きな怪我人を出すこともなく、充実したキャンプを積むことができたのではないだろうか。

チームとしてはかなり厳重な感染症対策をとっていたと聞く。数年ぶりに全日程に同行していた鈴木満さんは「ドクターの功績が大きい」と、山藤崇チーフドクターらスタッフの方々の尽力をあげていた。

他のクラブではキャンプから戻ったあとに感染が発覚したケースもあるだけに、最後まで気を抜くことはできない。缶詰状態だったキャンプから解放され、選手にすれば羽を伸ばしたいところだろうが、それも簡単にはいかないだろう。時代は変わってしまった。

ただ、あまり余計なストレスを溜め込むことなく鹿嶋に戻ることができたのではないだろうか。

「いろんな取り組みをしてるなかで、最初、始動日も含めて探り探りのところもありましたけど、試合を含めて一日一日の練習から積み重なってると思うし、1試合目より3試合目の方が断然よかったので順調にきてると思います」

キャンプを終えたキャプテンの土居聖真は充実の表情で振り返った。

 

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