「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

MF35中村亮太朗「成長しながら勝たせられる選手になれたら」/【プレイヤーズファイル】@宮崎キャンプ

ヴァンフォーレ甲府から来た中村亮太朗がいいアピールを続けている。2月1日の紅白戦では人数が足りないCBのポジションでプレー。少し持ち出して相手FWを引きつけたところでスッとボランチに預けるビルドアップで、いとも簡単にプレスを外していく。

「上手いなあ」

岩政大樹コーチからも複数回そんな声が聞かれた。位置的優位をつくり出すクレバーさは、ゴールにつながるアシストに比べると派手さはない。しかし、何気ないパス一つで局面は動き出す。おざなりにはできない大事な技術の一つを、中村は力むことなくこなしていた。

「まだ2試合しかやってないので、まだ味方とのコミュニケーションだったり、特徴を掴みきれてないといえばそうなんですけど、逆に少しわかってきた部分もある。そこはもうちょっとトレーニングを重ねることと、あとキャンプでもう1試合あるので、そこでコミュニケーションをとりながらやっていけば少しずつよくなってくるのかなと思います」

 

 

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