「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

痛かった熊谷浩二コーチの離脱/【コラム】相馬直樹監督、退任を受けて

12月5日、クラブから正式に相馬直樹監督の退任が発表された。

 

 

4月17日の徳島戦からザーゴ監督の後を引き継ぎ、指揮をとってきた。その間に残した成績は明治安田J1、YBCルヴァンカップ、天皇杯を含めて25勝7分10敗。リーグ戦では15位に沈んでいたチームを4位まで引き上げた。タイトル争いには加われなかったが、シンプルな約束事でチームの戦い方を整理、就任直後から公式戦10戦無敗と一気に立て直した。聞けば仙台はなかなか勝つことができず、攻撃練習を施しても試合になると残留争い特有のプレッシャーに押しつぶされ、思うに任せなかったと聞く。鹿島も一歩間違えばそうなってもおかしくなかった。そうせず済んだのは相馬直樹監督の手腕だ。

 

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