「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

準備されたビルドアップにプレスがはまらず/【レビュー】YBCルヴァンカップ準々決勝① 名古屋対鹿島

 フィッカデンティ監督は横浜FM戦をよくスカウティングしたのだろう。

前半の30分から35分ぐらいまでの時間帯は、狙いどおり用意した形でチャンスも多く作り、すごく良いサッカーができたと思う

 試合後の記者会見では、余裕の表情で2−0の勝因を振り返っていた。鹿島のプレスはほとんどうまくはまらなかった。横浜FM戦のようなコンパクトな陣形をつくらせてもらえず、相手の動きに後手後手の対応しかできない。横浜FM戦のイメージが強すぎたのかもしれない。3ヶ月前に鳥栖や川崎Fにやられたプレスの外され方で、三度やられてしまった。

 

 

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