カオスの中で上田綺世が拾ってくれた勝点1/【レビュー】明治安田J1第11節 鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸
この試合を見る限り、鹿島が目指す“新築”は頓挫していた。
前半16分のビッグチャンスを荒木遼太郎が決めていれば勝っていたかもしれないが、それ以外は、カオスの中で生まれる一瞬の輝きでの勝負だった。
右肘にダメージを負い、ほとんど右腕を振れないままゴールを決めた上田綺世、パスを出した三竿健斗のプレーはすばらしいものだった。しかし、それは相手も変わらない。古橋亨梧の動き出しと決定力は日本代表に相応しく、菊池流帆はうらやましいくらいに力強い。前川黛也のセービングも見事。
総じて見れば、勝点1が妥当な内容だった。
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