コロナ禍におけるクラブ事業にとって最も重要な柱とは?/【コラム】
26日、2021シーズンの新体制事業発表会見がオンラインで行われた。
冒頭で流されたのは、クラブ創立30周年を迎えられた感謝と未来への決意を込めたムービー。「0.0001%」という数字や「20」「527」「1640」という数字がJ1リーグ1位という意味合いを込めて次々とカットインされる。歴代のOBと名場面が連続する感動的な映像は、“夢の続きを、ともに”という言葉で締め括られた。
多くのファミリーに支えられ、#鹿島アントラーズ は今年で #30周年 を迎えます。
「0.0001%の #奇跡」から始まった、#FOOTBALLDREAM の #軌跡。
30年の感謝と、未来への決意を込めたムービーです。#antlers #kashima #Jリーグ
その他30周年事業の詳細は、こちら:https://t.co/6Sh6ulCdUB pic.twitter.com/YVm08UlDe3
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) January 26, 2021
この30年、クラブがどういう存在であり続けてきたのかよくわかる。その栄光に頼るのではなく、さらに歩み続けていこうという決意を新たに次の30年に向かう意味もあるのだろう。会見に臨んだ小泉文明社長は、「次のアントラーズをつくるために様々な事業を進めていきたい」として、今季から着手する新規事業についての説明に入った。
まず目を引いたのが30周年の記念ロゴだ。デザインを担当したのはハイブランドの一つであるsacaiのクリエイティブディレクションを手がけた源馬大輔氏のデザインチーム。彼のInstagramをのぞくと19年にはカシマスタジアムで観戦している様子もうかがうことができる。
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NIKEとのコラボでも知られるsacaiのディレクションを手掛けるだけにサッカーだけでなくスポーツ全般に対する理解も深いだろう。発表されたロゴデザインは、いままでのデザインとは一線を画すすばらしいアートワークだ。今後の展開がたのしみになる。
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