FW15伊藤翔・アントラーズの選手として/【プレイヤーズファイル】
上田綺世の怪我は重かった。診断名は右足関節挫創。湘南ベルマーレ戦で相手DFを背負ったところから鋭く反転し右足を振り抜いたシュートは右ポストを強襲する強烈な一撃だった。しかし、その際に相手DFのスパイクが足首に刺さる。かなりひどい裂傷を負うことになった。全治は1ヶ月。8月の連戦でまるまる上田を欠くことになるのは痛い。
「もちろん綺世の怪我は非常に残念ですし、本人も流れに乗ってこのままいけるんじゃないかというときの負傷だった。本人も悔しいでしょうけど、その悔しい気持ちを汲んでやっていかないといけないと思う」
ときに親身となって上田の相談役を務めてきた伊藤翔は、伸び盛りのストライカーの気持ちを思いやっていた。しばらくは伊藤と染野唯月がトップのポジションを担うことになる。場合によってはエヴェラウドも加わるが、24日に32才を迎えたベテランストライカーにかかる期待は大きい。
©KASHIMA ANTLERS
(写真の提供は、鹿島アントラーズ)
(残り 540文字/全文: 963文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ