「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

乏しかった前進。しかし、選手構成を見直せば勝利を手にできる!?/【レビュー】練習試合 町田ゼルビア戦

鹿島アントラーズ 1-0 町田ゼルビア(45分×4本)

1本目(0-0)、2本目(0-0)、3本目(1-0)、4本目(0-0)

<得点者>

オウンゴール

 

 

 3ヶ月ぶりのカシマスタジアムでの実戦だった。新型コロナウイルスの影響のあり、試合の運営は最小限度に縮小。受付開始はキックオフの1時間前からとなり、記者室やエレベーターはロックアウト。受付を済ませるとすぐさまスタジアム2階にある記者席に移動した。

 日陰となるメインスタンドはきっと肌寒いだろうと思って2種類の上着を用意。カシマスタジアムは鹿島灘のすぐ側に立っているため、2階席は思いのほか風が強い。最初はTシャツ1枚で大丈夫だった気候も予想どおり肌寒くなり、結局、厚い方の上着を着て観戦することになった。

 正直、スタジアムで観戦できたことは非常に嬉しかった。練習も非公開だったためチームづくりもどれだけ進捗したのか楽しみだった面も非常に多かった。しかし、試合が進むにつれてガッカリしたことは否めない。中断前の3試合、そして札幌戦からどこがどうよくなったのか、パッと見ではわからない印象も受けた。

 しかし、一晩過ぎて冷静に考えてみると、いいところまで来ている印象もある。ブレイクスルーは簡単ではないが、少し整理すれば大きく前進できるのではないだろうか。

 

(記念撮影もソーシャルディスタンスが意識されていた)

 

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