担当記者としてのスタート/【コラム】追憶のアントラーズ(08season①)
過去をたどる旅のスタートは、まずこれまで書きためてきた取材ノートを段ボール箱からひっぱり出すことから始まった。ここ最近のノートは本棚にしまってあったが、それ以前のものは使わないだろうと思いしまっていた。まさかこうして本当に読み返すときが来るとは思ってもいなかったが、「これもきっと財産になる」と信じて保管しておいた過去の自分を褒めてあげたい。
とはいえ、目的のノートが収まっていた段ボール箱は、何段も積み重なった”過去の遺物”の一番下で押しつぶされていた。
いくつか選んでパラパラとめくってみる。いまの走り書きとは比べものにならないくらい丁寧に書かれたノートは、当時の新鮮な記憶を呼び覚ましてくれた。
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