2020年01月06日 16時29分　
カテゴリ： コラム • チーム編成
タグ : エヴェラウド • 杉岡大暉 • 永戸勝也

　2019年シーズンは無冠に終わった。その要因はいくつかあるだろう。どこに視点を置くかで要因自体も様々に変わるだろうが、安西幸輝の移籍が多大な影響を及ぼしたことは間違いない。

　安西移籍後、小池裕太がその穴を埋めたかに思われたが、わずかな期間で終わってしまった。左SBの突破力が影を潜めると、その前にいる白崎凌兵の良さも減退。シーズン終盤は町田浩樹が奮闘したが、本職でない彼に多くを期待するのは難しく、右サイドも内田篤人のコンディション不良が響いた関係で両サイドに攻撃の迫力を欠くこととなった。

　そこで新シーズンを迎えるに当たりSBは大きな補強ポイントとなっていた。鈴木満フットボールダイレクターも「足りないところは明らかに足りない。誰が見ても思うところは同じだと思う」と言っていたが、SBを指してのことだろう。特に、左SBは山本脩斗も年齢を重ねてきており、リーグを代表する選手の獲得が不可欠だった。

　そこに二人の選手を獲得できたことは、新シーズンを迎えるに当たって文字通り大きな補強と言えるだろう。

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