中断期間だからこそできたこと/【練習レポート】
明治安田J1は2週間の中断期間を経て再開する。第14節ガンバ大阪戦が6月1日だったため約2週間の期間が空いた。その期間を利用して新潟医療福祉大学との練習試合を行ったことは、試合に絡んでいなかった選手の試合勘や現状の能力を把握するためには非常に有効だった。しかし、チームはそれだけでこの重要な期間を終えてしまったわけではない。連戦で溜まった疲労を取り除きつつ、ここ最近の試合で出ていた課題解消に取り組んでいた。
この2試合で顕著に見られたのが攻撃を仕掛けた際に急ぎすぎ、すぐにボールを手放してしまうことだった。なんとなくチャンスになりそうなところでも、それがゴールにつながらず相手ボールに変わってしまうのでは意味が無い。そのあたりの意思統一は今後の戦いにおいて不可欠だった。
そうした意味ではまとまった時間が取れたことは非常に大きな意味を持つ。連戦のなかではどうしてもコンディション調整に主が置かれ、ゆっくり落ち着いて課題と向き合う時間をつくることは難しかった。この日の練習は非公開ながらも選手たちは充実した表情で引き上げていった。
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