「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

決意を新たに激走する選手たち/【練習レポート】1/22@宮崎キャンプ

 21日に宮崎入りした鹿島のキャンプが始まった。

 新たなシーズンがどんなものになるか、このキャンプでの積み上げが重要な要素となる。2019年をいい形で始めるためにも怪我人のない充実したキャンプを送って欲しい。

 午前中は昨季も行っていたインターバル走から始まった。45秒以内にゴールすると1本クリア。次の1本は距離を4m程伸ばしてスタート。また45秒以内にゴールできれば距離を伸ばして、というのを設定タイム内にゴールできる限り続けていく。インターバルは10秒余りしかなく、本数が進めば進むほど距離は長くなるためスピードをあげていかねばならず、本当にきついメニューだ。

 しかし、選手たちは真剣な表情で自分の限界に挑戦していた。

 そして、終わったあと数人の選手に意気込みを問うと、それぞれに新たな決意を胸にこの宮崎に来ていることがよくわかった。周囲からすれば、小笠原満男が引退し、昌子源も移籍した。かといって大きな補強もなく新しいシーズンを戦う。期待値はそれほど高くないことを選手たちは知っている。それはおもしろくないだろう。

 

 

 

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