「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

もう一度、頂へ/【レビュー】CWCレアル・マドリード戦

 レアル・マドリードは強かった。

 ベイルにハットトリックを食らって3失点。2度目のチャレンジは、2年前よりも無残な敗戦となった。ボールを追って寄せればダイレクトではたかれ、子どものようにあしらわれた。

 走る、止まる、走る、止まる。ダッシュで寄せてもボールを取れなければ、止まってまた戻らなければならない。ノロノロと寄せてもボールが取れないならすばやく寄せるしかない。それでも取れない。すばやく寄せて、すばやく戻る。長い距離を走っていないのに、相手のパスの速さに合わせるうちに体力は着実に削り取られていった。

 接点をつくろうにもつくれないまま時間は過ぎ、ボールを追うだけの“足”は残されていなかった。相手にファイティングスタイルを取らせることさえできないまま、ヘラヘラと笑われたまま試合は終わってしまった。

 

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