「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆大岩剛監督「責任は私自身が非常に感じています」/【コメント】明治安田生命J1リーグ第34節 サガン鳥栖戦

■大岩剛監督

今日は勝利で終わりたかった、その一言だったんですけれども、鳥栖さんの状況も把握していましたし、前半からの戦い方が少し自分たちの思っていた戦い方じゃなかった、と。そのなかで少し相手に合わせてしまったのかなと反省しています。

 

――今季1年を総括していただけますか?

みなさんご存じの通り、今後も大事なゲームがありますのでなかなか総括という感じではないんですけど、序盤なかなか勢いに乗れなかったという反省点はみなさんがおっしゃるとおりあります。昨年の悔しい思いというものをスタッフ、選手共に払拭したいという強い気持ちで臨んだんですけれども、そこが少し選手のプレッシャー、迷いにつながってしまったんじゃないかな、と。そういうところのマネジメントは自分の力の至らなさだと思います。ただ、ワールドカップ中断のあの期間をうまく利用できたというのも一つあって、後半戦は選手の自主性と対応力と、勝ち続けることでの自信と、あとは過密日程のなかでの選手のタフさ、これは前期と言いますか前半戦から続いていたスケジュールのことは、このタフさに立ち向かっていこう、自分たちがタフになろうと話してきて、すべてのコンペティションで戦いながら選手が勝ち上がっていく中で選手が自信をつけた、と。それが日頃プレーが制限されている若手を含めてですけれども、そういう選手がひとまわりもふたまわりも大きくなることでチームの底上げがあって、そういう部分でも後半戦に向けてチームが大きくなっていった要因だと思っています。当然、3位、ルヴァンカップの準決勝敗退、そういうところは鹿島アントラーズというクラブではあってはならないことですし、その責任は私自身が非常に感じています。あとは天皇杯、クラブワールドカップという大会が残されていますので、そこに向かって選手と一体となって進んでいければと思っています。タイトルに向かって前に進んでいければいいかなと思っています。

 

――他会場の途中経過はどういう形で監督に入っていたのでしょうか?それを選手には伝えていたのでしょうか?

自分のところにはスタッフを通じてハーフタイム以降は逐一入っていました。ただ、選手には伝えていませんでした。選手に対してこちらからなにかを伝えることもしませんでした。

 

 

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