「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

最高の餞別。鈴木優磨を成長させた金崎夢生の言葉/【プレイヤーズファイル】

 はじまりがいつだったのかはもうわからない。試合前日に行われるレクリエーショナルゲームは、チーム全員が2チームに分かれてたのしくボールを追う。ときに珍プレーも続出するこのゲームで、金崎夢生と鈴木優磨が同じチームになることはほとんどなかった。

「ユーマ!ビブス着とけ!」

 金崎のこの一言でチーム分けは決まり、鈴木が自動的にビブス組になる。

 義理の弟は、義理の兄に対して大きな憧れを抱いており、同時に、絶対に越えてやるという燃えたぎる決意を秘めていた。8学年も上の義理の兄は必死に食らい付いてくるやんちゃな弟がかわいくて仕方がなかったのだろう。ことあるごとにイジるだけでなく、プロサッカー選手として大事なことを説いていく。2人は本当の兄弟以上に兄弟だった。

 

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