「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

それぞれの手応え(平戸太貴と田中稔也)/【家族の風景】

いい入り方ができたのに前半のうちに2点を失ってしまった。相手は、リードを奪えばより強さを発揮する。

「やっぱり強いな」

前半を終え、ロッカールームへ向かう平戸太貴は、改めて鹿島アントラーズというチームの強さを感じていた。すると、サイドラインを越える辺りで待ち構えていた中島裕希からほっぺたをパチンと叩かれた。自分のなかにまだまだ闘争心が残っていることが感じられた。

2点差なら返した試合もある。まだいける

試合の最後までその火が燃え尽きることはなかった。

 

(残り 2383文字/全文: 2614文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ