「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

MF6永木亮太/鬼門・宮崎キャンプを乗り越えろ:【コラム】2017年シーズン総括~選手編

「シーズン最初の段階で怪我をして、また真ん中で怪我をしてしまった。いままで怪我をしてこなかった分、こういう状況は初めてでした。自分が悪いんですけど、シーズン中の怪我は防げたかなと思います」

2017年は、永木亮太にとっては苦いシーズンとなった。2016年をこれまでにない濃度で過ごしたが、その余波は少なくなかった。宮崎キャンプを怪我で出遅れてしまうと開幕戦のスタメンをレオ・シルバと小笠原満男に譲ると、その後、選手を入れ替えながら戦う石井正忠監督には起用されるようになったが、7月に再び負傷し、その後はベンチ入りもできない状況が続いてしまった。

不思議なことに、人間は30歳を一区切りにして肉体が変わってくる。

「30歳近くになって、筋力系のトラブルが増えているのでそこは気をつけたいです」

永木もまた、いままでなかった怪我に悩まされるようになり、その変化に対応しなければならないことを痛感していた。

 

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