「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【特別コラム】今季MVP級の働きだった金崎夢生。彼のまわりで語られる”11月30日”の意味とは?/2016チーム編成・連載第1回(2015.11.30)

 リーグ最終戦が終わり、2日間のオフが明けたあと、クラブハウス練習場では、二人一組でさまざまなドリブル練習に取り組むなか、ピッチの外周をゆっくり走る金崎夢生の姿が見られた。視線を地面に落とし、ゆっくりゆっくり、黙々と走り続ける。最初、左回りだったランニングがいつの間にか右回りになっている。

 「じゃあ、身体を冷やして」

 安藤フィジオセラピストに声をかけられた金崎は、今度はゆっくり歩きながらクラブハウスへと引き上げていった。

 

 それが、先週末には走るペースはだいぶ早くなってきた。「夢生はいつ戻れるの?」と石井監督に声をかけられていた金崎。そろそろ全体に合流できそうだ。

 

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