【レビュー】敗戦という結果にとらわれると見失ってしまう確かな成長の証/明治安田生命J1リーグ1stステージ第10節 ガンバ大阪戦(2015.06.04)
結果を求め、結果にこだわるクラブが0-2で敗れ去ることは受け入れがたいことかもしれない。無得点に終わったのは、ACLのアウェイで戦ったFCソウル戦以来のこと。それをもって“完敗”と見る向きも確かにあるだろう。しかし、実際はそこまで悲観する内容ではなかったはずだ。今回もあっさり失点してしまったかもしれないが、以前とは明らかにミスの質が違ってきている。信じられないようなくだらないミスではなく、積極的にプレーした末のミス。そして、首をかしげたくなる不思議なPK判定でゴールを献上しただけで、相手に崩されたわけではない。失点するまでの時間帯は、浦和戦と同様に相手の長所を消しほぼなにもさせず、アウェイでも主導権を握る戦いができていた。結果がまったく違うものになったとしても誰も驚かなかっただろう。
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