【家族の風景】「いろんなことがあったから、逆に自分にとっての弱いところも見えた」/伊野波雅彦(2014.06.05)
内田篤人と大迫勇也。
鹿島アントラーズから海外に飛び出し、ブラジルでも日本代表の主力としての活躍が期待されるこの二人には、鹿島方面からの声援が特に大きい。クラブのなかにいても、二人の名前は未だに良く聞かれ、代表合宿の取材に行けばその動向を尋ねられる。
その一方で、伊野波雅彦の名前を聞くことはほとんどない。今回のW杯メンバー23人に鹿島に在籍したことがある選手が3人も選ばれたことは誇らしい事実であるはずだ。だが、現在J2のジュビロ磐田に在籍していること、そしてそれ以上に、鹿島からハイデゥク・スプリトへの移籍の経緯が”飛ぶ鳥跡を濁す”ものになった印象もあり、伊野波の名に触れる機会はほとんどない。しかし、敢えて原稿にしておきたい。伊野波雅彦は、いまキャリアのピークを迎えようとしている。
(残り 1102文字/全文: 1444文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ