「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【監督コメント】セレーゾ「伊東はここ数試合で、非常に成長している」 / 天皇杯4回戦サンフレッチェ広島戦を終えて(2013.11.17)

――ゴールが遠かった印象です。大迫選手の不在の影響もあったのでしょうか?

「やはりチームの得点王であり、17点、18点取っている選手がいないというのは当然影響があります。ただ、彼一人だけの問題、彼がいないだけの問題ではないと思います。ただし、僕の個人的な見解は、天皇杯に残っているクラブから親善試合をするために選手を呼ぶことはどうなのか、という気持ちはあります。我々だけでなく天皇杯に残っているクラブに対する配慮、そしてクラブもそれに対抗する戦いをしなければいけなかったと思います。それは天皇杯という大会の価値に加えて、優勝すればACLへの出場権を得られるという部分、金銭的な部分でも変わってきます。チームの得点王である選手がいるかいないか、というところでは変わっていく部分があると思います。天皇杯に残っているクラブに対する配慮をすると、日本代表の試合は公式戦ではなく親善試合です。選手をテストする時期でもあるので、天皇杯に残っていない選手をテストすることもできたのではないかと思います。大迫選手はJで結果を残している選手ですし、視察もしています。彼の力はわかっているのではないかと思います。

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