「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【ニュース】「サンパウロにはガンソがいるが、ウチには柴崎岳がいる」/トニーニョ・セレーゾ――スルチャン会見

8月7日に県立カシマサッカースタジアムで開催される『スルガ銀行チャンピオンシップ2013 IBARAKI』に向けて23日、JFAハウスにて記者会見が行われ、大仁邦彌日本サッカー協会会長、岡野光喜代表スルガ銀行(株)取締役社長兼CEOをはじめ、大会2連覇を狙う鹿島からトニーニョ・セレーゾ監督とDF山村和也が登壇し、試合への意気込みを語った。

今大会で鹿島が対戦するコパ・スダメリカーナ王者のサンパウロFCは、トニーニョ・セレーゾ監督が選手時代に所属したクラブ。セレーゾ監督は「今回、このような大会に出場できることを大変光栄に思っております。その理由として一つ、私自身サンパウロFCに所属し、特にこの日本で選手として二度の世界制覇を味わったということがある。そういった部分で今度は鹿島の監督として、しかもチームで二度目の指揮を執る機会に、自分が昔所属したチームと対戦できるということを非常に光栄に思っているし、感慨深いものもある」と指揮官として迎える古巣との一戦に喜びを語った。

対戦相手のサンパウロFCは今季国内リーグでなかなか良い結果を出せずにいるが、「だからといって力がないということにはならない」とセレーゾ監督。相手の指揮官・アウトゥオリ監督は鹿島での監督経験もあることから、「非常に警戒しなければいけない相手」と危機感を強めた。

「GKならロジェリオ・セニ、前線にはルイス・ファビアーノなど、各ポジションに代表レベルの選手がそろっている」と苦戦を匂わせたセレーゾ監督だったが、「サッカーは11対11」と念を押す。

「あちらにはパブロ・ガンソがいるが、ウチには柴崎岳がいるし、あっちにルイス・ファビアーノがいるならば、こちらには大迫勇也がいる。あとはどちらのチームの選手が良い活躍ができるか、フタを開けてみて、みんなで試合を楽しみましょう。サッカーとは、つまるところ11対11の戦いなのですから」

2連覇をかけた古豪クラブとの決戦を前に、セレーゾ監督は自信たっぷりに微笑んだ。
(取材・倉橋捺稀/エル・ゴラッソWEB版BLOGOLAより)


スルガ銀行チャンピオンシップ 2013 IBARAKI
Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・スダメリカーナ 王者決定戦

鹿島アントラーズ(日本/2012Jリーグヤマザキナビスコカップ優勝)
vs.サンパウロFC(ブラジル/コパ・ブリヂストン・スダメリカーナ2012優勝)

2013年8月7日(水) 19:00キックオフ(予定)
茨城/県立カシマサッカースタジアム
BSフジにて8月7日(水)23:30~録画放送 / フジテレビONEにて生中継
チケット購入方法はこちら↓
http://www.j-league.or.jp/surugacs/2013/ticket.html

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