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【無料公開】J1最少失点でリーグ3位の強豪G大阪相手に、積み上げた攻撃がどこまで通じるか?【天皇杯2回戦G大阪戦プレビュー】

※天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会関連のコンテンツは全て無料公開とします。

福島ユナイテッドFCは6月12日、パナソニックスタジアム吹田にて天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会2回戦ガンバ大阪戦に臨む。

今季もいよいよJ1クラブとの対決を迎える。ここまで福島は苦しい時期もあったが、着実な積み上げにより力をつけ、4月末以降は勝利を重ねることができている。そうした積み上げを見せるべき試合である。

対戦相手のG大阪はダニエル・ポヤトス監督就任2年目。攻守で立ち位置を重視するスタイルだが、昨季は戦術の浸透に時間がかかり、J1リーグ16位と低迷した。ところが今季は戦術が浸透したことで好調をキープし、現在J1リーグ3位で、リーグ戦はここ6試合負け無し。優勝も狙える位置につけている。FW宇佐美貴史は今季のチームトップスコアラーの6ゴールを挙げており、技術の高さはもはや言うまでもない。昨季はJ2ファジアーノ岡山で経験を積んだFW坂本一彩も3ゴールを挙げており、こうした攻撃陣を抑えるのはかなり厳しい上、守備はDF中谷進之介を中心とし、現在J1最少失点を誇る。

こうした強敵相手ではあるが、勇気を持って機を見て前に行き、ゴールを奪わねばならない。失点するリスクも大きいことを考えると、できれば複数得点欲しい。そのためには闇雲に攻めるのではなく、まず中央からの崩し、中を固めてきたらサイドを使っての崩しといった形で相手のわずかな隙を突きたい。

最大の問題はJ1クラブ相手でも攻撃的姿勢を貫けるかということ。G大阪はここまでJ1最少失点でリーグ3位と簡単に得点できる相手ではない。そうしたチームに何度もはね返されながらも攻める姿勢を失わずにやれるかどうかが重要だ。

直近のカマタマーレ讃岐戦、ヴァンラーレ八戸FC戦では、共に相手のプレスに苦しみなかなかボールを保持できなかった。そういう試合展開であってもサイドに振ったり、セットプレーだったりで得点を挙げてきた。G大阪は讃岐や八戸とはボールの保持能力も全然違うだろうが、讃岐戦、八戸戦のように福島がなかなかボール保持できない展開になると想定される。だとしたら、細かいパスをつなぐよりも、前節八戸戦のような大きい展開からゴールを狙う方が良いかもしれない。セットプレーも重要になる。

相手の出方、こちらの出方によって、空くスペースは変わってくる。そこをしっかり見極めて大きなチャンスをつくっていきたい。形にこだわり過ぎず、とにかくゴールを目指すことが重要だ。

八戸戦から中2日と簡単な試合ではない。それでも今の福島には勢いがあり、勢いをうまく利用すれば1チャンス、2チャンスとつくれるはずだ。せっかくのJ1との試合の機会、いつも通り積極的なチャレンジを積み重ね、勝利をもぎ取りたい。

(6月12日深夜は天皇杯2回戦ガンバ大阪戦後の監督・選手のコメントをお送りいたします)

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