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【無料記事】チャンスをつかむ選手は誰?【天皇杯1回戦ノースアジア大戦プレビュー】

5月21日、福島ユナイテッドFCはとうほう・みんなのスタジアムにて天皇杯1回戦ノースアジア大戦を迎える。

いつものプレビューは有料で公開しているが、日本サッカー協会の取り決めにより、有料インターネットサイトでの記事執筆が禁じられているため、天皇杯の記事は無料公開となる。また、既にJリーグ公式サイトで1,200字のプレビューは公開している。

このため、Jリーグ公式サイトで書いた話は今回は全て省略し、今回のプレビューは特別編として、この試合で活躍を期待したい選手を何人か取り上げたい。

MF 38 粟野健翔 城定、塩浜に続き、公式戦初ゴールなるか?

天皇杯福島県予選決勝東日本国際大戦では、FW城定幹大とFW塩浜遼がプロ入り後公式戦初ゴールを決めた。MF粟野健翔もぜひそれに続きたいところだろう。

ここまで今季はJ3リーグ3試合に出場。第4節FC琉球戦でFW古林将太のゴールをアシストしたが、第5節いわてグルージャ盛岡戦で前半で交代し、第6節以降は出場が無い。

チーム状態がなかなか上向かない今はチャンスである。再びアシストやゴールなど目に見える結果を残せれば、リーグ戦のベンチ入りは再び見えてくる。この試合を良いきっかけにしたいところだ。

FW 18 堤聖司 高卒3年目、長野や柴に続く活躍を見せられるか?

フィールドプレーヤーに関しては今季は多くの選手に出場機会が与えられている。ここまでの公式戦で唯一出場機会が無い選手が高卒3年目のFW堤聖司だ。

プロ3年目、背番号もMF橋本陸のつけていた18番に代えて決意のシーズンであったが、今季はベンチ入りが遠い。昨季ある程度出場機会を得ていただけに悔しい思いも強いところだろう。

もしベンチ入りのチャンスがあれば、求められるのはやはりゴールにつながる活躍だ。ぜひピッチに立つことがあればがむしゃらな姿を見せて欲しい。

DF 24 宝納拓斗 福島県予選決勝は上々のデビュー戦。さらに爪痕を残せるか?

天皇杯福島県予選決勝東日本国際大戦で公式戦デビューを果たした高卒ルーキーDF宝納拓斗。左WBで落ち着いたプレーを見せ、服部年宏監督からも「思ったよりも落ち着いていた」と高評価を得ることができた。

DF鈴直樹がJ3第10節カターレ富山戦で傷んだこともあり、左利きDFのバックアッパーとしても期待がかかる。もし出場機会を得て、3バックの一角でも落ち着いてプレーできれば、リーグ戦デビューも見えてくることだろう。

東日本国際大戦に続き、爪痕を残す活躍に期待したい。


大学生相手の試合ということもあり、この試合もメンバーをある程度リーグ戦とは入れ替えてくる可能性は高い。ぜひどんな選手が出てくるか、福島サポーターのみなさんも予想しながら見るのも楽しいだろう。ぜひこの試合が今後のリーグ戦に良い形でつながることを期待したい。

(5月20日は天皇杯1回戦ノースアジア大戦後の監督・選手コメントをお送りいたします)

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